【症例】頚椎症による首痛、右腕のしびれが解消

 

今回ご紹介する症例は
首の痛みと腕のしびれで整形外科を受診、レントゲンの結果
”頚椎症”と診断された藤沢さん（61歳女性）の改善例です。

藤沢さんは以前から肩こりを感じていましたが、
それ以外の身体の症状は特に自覚はありませんでした。
ところが8月末になって急に首が痛み、右腕がしびれる状態となりました。
整形外科でレントゲンを撮ったところ頚椎症という診断でした。
病院での治療としては牽引等の治療を受けたものの
一向によくならず、インターネットで当院のホームページを知りご来院いただきました。

カウンセリング

頚椎症と診断され、首の痛みと腕のしびれで
お悩みの患者さんの生活習慣の特徴としては
長時間同じ姿勢で同一の作業をしている傾向があります。
今回の藤沢さんも同様で、自宅での長時間に渡るリモートワークをされておられました。
お話をおうかがいすると、パソコンのモニターの置き方もよくないようでした。
パソコンが体の正面ではなく、やや右寄りに置かれており、不自然な体勢で画面を見ていたそうです。
書類を置く関係上、そのような体勢にならざるを得なくなり
首肩に過度な負担がかかったのも原因の１つと推測されます。

検査

首や肩こりの方への共通の動作検査を行います。
首の回旋（後ろを振り向く動き）
側屈（首を傾ける動き）
伸展（上を向く動き）
屈曲（下を向く動き）
ほぼ全ての動作において、動きの悪さと痛みを感じました。
特に首を上に向けた時に首の後ろに痛みと腕にしびれが発症しました。
これは頚椎症と診断された方の特徴の１つです。

さらに頸部の動きが改善する箇所はないかと探っていくと
「広背筋」という筋肉が原因として大きく関わっていると考えられました。

ここまでで藤沢さんの今回の症状が発症した流れとしては
デスクワークによる不自然な体勢
↓
首と肩周辺（広背筋など）に過度な負担がかかる
↓
この状態が何年も続くことで、首の痛みと腕のしびれを引き起こした
と考えられます。

施術内容

藤沢さんへ行った施術内容は以下のものです。

• 全身の筋肉の調整
• 背骨の調整
• 骨盤の調整
• 肩甲骨、広背筋リリースなど

ご来院いただくごとに、
首の可動域の検査を行い、改善状況に応じて施術を行いました。
頚椎症と診断された方のほとんどは、首の可動域の改善とともに
痛みとしびれが同時に改善していく傾向があります。

症状の改善経過と現在の状態

初診
施術前に行った首の検査では全ての動きにおいて動きの悪さがみられましたが
施術前よりは動かしやすくなりました。

通院2～5回目
初診時では施術用のベッドでうつ伏せで寝てもらうと、首の痛みやしびれが出ていました。
ほとんど症状が出なくなりました。

通院8～9回目
初回のカウンセリングでは特におっしゃっていませんでしたが
立ち上がるときに、めまいがでることが多かったそうです。
めまいも少なくなってきたとのことでした。
これも首の筋肉の緊張によって脳に血液がうまく送られずに
このような症状も併発されていたものと思われます。
ご通院が10回目を終えるころには
以前からあった肩こりは完全にはなくなったわけではないが
大分改善され、来院のきっかけとなった
首の痛みとしびれに関しては90％近く改善したそうです。

現在はデスクワークからくる、疲労の蓄積と筋肉の緊張は避けられないため
再発防止に2～3週間に1回のご通院を続けられています。

藤沢さんによると

普段のデスクワーク、しかもパソコンの置き方が
今回の痛みの原因になっていると教えてくれたのが良かったです。
教えてくれなければ、もっと悪化していたのでは？と怖くなります。
プレゼント整体院に通う前に行った整形外科では
牽引だけでよくなる兆しが見ませんでした。
でもこちらの整体院では検査と施術を丁寧に行っていただいたおかげで
大分よくなっていることを実感しています。
整形外科にしょっちゅう通っている方にお勧めしたい整体院です。

と喜びの声をいただきました。

院長からの一言

藤沢さんはお身体の改善のためにアドバイスさせていただいた
通院計画通りにご通院いただきました。
また、生活習慣の改善や頚椎症用のエクササイズを
とても一生懸命にやっていただいたことが
順調に改善された大きな要因の１つだと思います。
ご通院の間隔が2～3週間おきになった今でも毎日エクササイズを
行っていただいて嬉しく思います。
再発防止のための施術も引き続き精一杯させていただきます。

※個人の感想であり、効果を保証するものではありません。

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