症状の特徴
膝を痛める方は、スポーツで膝を酷使する方や高齢の方を
思い浮かべるかもしれませんが、それだけではありません。
デスクワークの方のように、ずっと座っている仕事をしている方でも
膝の痛みを訴える方が多いです。
必ずしも膝を酷使している方がなりやすい症状とは言えません。
原因
膝が痛いとき、膝事態に問題があると思われがちですが
実は膝以外の部位に原因が隠れているケースが多々あります。
代表的なものとしては以下のものが挙げられます。
- 臀部
- 太もも
- 膝裏
- ふくらはぎ
膝の痛みを訴える方の生活様式によっても原因部位が異なります。
・スポーツをされてる方の膝痛
原因として多いのが、膝の痛みを引き起こす筋膜の動きの悪さです。
代表的なものとしては、臀部、大腿部、ふくらはぎなどの筋膜の動きが硬くなると膝の痛みを引き起こすことが多いです。
・高齢の方の膝の痛み
整形外科でヒアルロン酸の注射を打っても改善しない方が多くいらっしゃいます。
そんな方の膝の痛みの原因としては、臀部、大腿部、膝裏、ふくらはぎなどが挙げられます。
さらに、過度な姿勢不良や骨盤のゆがみが膝への過度な負担となり痛みを引き起こします。
筋肉の弱化も関わっているケースも多く、特定の筋肉を鍛えるエクササイズを指導します。
・デスクワークをされている方の膝痛
デスクワークをしているだけなのに、膝が痛くなる方の原因としては、
お腹の筋肉、大腿部前面の筋肉の硬さ、ふくらはぎなどです。
また、膝関節を包む関節包が癒着することで膝の痛みを引き起こすことがあります。
膝とは離れた個所に原因があるケースもあり、長時間のデスクワークによる背骨の歪みや、
腕の筋肉の硬さが膝の痛みの原因となることもあります。
処置内容
カウンセリングで日常の生活様式をうかがいます。
負担がかかる姿勢や癖がないかなどの話をうかがいます。
次に姿勢検査、動作検査と、触診検査の3つの検査を行い、膝痛の原因箇所を特定します。
姿勢検査
猫背が膝の痛みに関わっているケースは高齢の方に多いですが、それ以外の年齢層の方にも当てはまることもあります。
姿勢検査では、主に猫背の度合い、首のカーブの度合い(ストレートネックかどうか)
巻き肩(肩が前に入ってしまっているか)を特にチェックします。
動作検査
以下の動作で痛みや動きに制限がないか検査を行います。
- しゃがむ動作
- 体重をかける動作
- 歩行時
触診検査
筋肉の状態を把握するために、全身を触診検査します。
痛みを感じる膝周囲だけではなく、臀部、大腿部、膝裏の筋膜、ふくらはぎなどの離れた部位にも原因がないか触診検査を行います。
施術の流れ
以下の施術の流れで行います。
- 背骨調整
- 骨盤調整
- 筋膜調整
背骨、骨盤のゆがみが解消され、筋膜に柔軟性が出ることで
膝痛が改善されます。
整形外科で軟骨がすり減っているのが原因で
膝が痛んでいると診断された方が多く来院されますが、
上記施術で改善される方が多数いらっしゃいます。
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